皆さんはChromebookというパソコンを知っているだろうか。
2020年1月頃からCM等で打ち出されており、Windowsパソコンに比べて、価格が安価なことから非常に注目されている製品だ。
私は仕事柄パソコンの販売等を行なっているが、Chromebookのブームは第2次的なものであり、数年前はあまり売れずに終わったと記憶している。。
しかし、Windows7のサポートが2020年1月14日で終了したこと、コロナ禍でのテレワーク普及や、学生はリモート授業となったため、安価に購入できるChromebookに注目が集まっている。
最近では、安価に端末を購入できることから、民間企業や大学・高校での導入もされてきている。
私もパソコン好きとして一度いじってみたいと思ったが、家庭を持っている身として簡単に購入することはできない。。
安価と言っても3万円ほどするので、家庭内承認が取れません。。(笑)
そこで、不要になっているパソコンをChromebook化して使ってみようと思い立った。
ネットで情報収集してみると、先駆者たちがいっぱいおり、丁寧に解説までされている。
これはやるしかないと思い、時間はかかるが、インストール作業を実施してみることにした。
以下、私の備忘録になるので、くれぐれもChromebook化は自己責任でお願いします。
用意するもの
ちなみに、今回準備したパソコンのスペックは下記となっている。
2010年発売で、約10年落ちのパソコンということになる。
この端末をChromebook化していく。
今回は、インストール方法を紹介し、実際の使用感などについては、別記事でご紹介ができればと思います。
それでは、やっていきましょう!!
「https://www.neverware.com/freedownload#intro-text」
上記サイトから、CloudReady (ChromeOS)をダウンロードします。
「cloudready-usb-maker.exe」を実行してインストール用USBを作成
ここからは実際の画面ショットをご覧いただきながら解説をしていきます。
8GBもしくは16GBのUSBメモリを挿入し、「次へ」
こちらも「次へ」を選択
無事にUSBが認識されました。今回はエレコムのものを使用しましたが、認識されればどのメーカーでも問題ありません。
Chrome OSをインストール中です。
無事にインストールが完了しました。
ここまででおおよそ30分が経過しました。
一旦電源を落とし、再度パソコンの電源を入れます。
このときにBIOSからUSBメモリからOSを起動する必要があるので、F2キー(dynabookの場合)を押し、BIOS画面を立ち上げます。
BIOSの設定画面から、USB起動を選択し、Chrome OSを立ち上げます。
言語を「English」から「日本語」へ変更する。
キーボードも忘れずに日本語へ変更しておく。
Wi-FiのSSIDが表示されるので、選択して「次へ」
匿名データ収集の承認画面が表示され、データ送信を拒否する場合はチェックを外し「CONTINUE」
Googleアカウントでログインをしてください。
ChromeOSが立ち上がれば無事に完了です。
作業開始から終了までおおよそ1時間ほど要した。
ダウンロードページは基本的に英語表記だが、あまり迷うことなくインストールができると思う。
また、32bit版はGoogleでのサポートが終了している関係で、現在ダウンロードができないので注意が必要。
私は、64bit版で使用しているが今のところ問題なく動作している。
不要なパソコンがあり、お時間のある方は一度試してみても良いと思う。
Chromebookの操作感などはまた別の記事でご紹介できればと思う。